ソーシャルネットワーク分析は、人間のつながりを可視化する機械学習の代表的な「教師なし学習」の一つ。

 一例として、「Twitter」における関係の強さ、よく使う言葉を可視化できる「whotwi(フーツイ)」というサービスがある。

 試しに、「TLEA東京アンテオケ教会のTwitterアカウント」を分析してみると、次のような結果が得られた。

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 また、「Instagram」のインサイトデータをPC上で確認、管理ができるツールに「SINIS(サイニス)」がある。

 「SINIS(サイニス)」はFacebook社が提供するグラフAPIを活用したInstagram分析ツール。従来スマートフォンだけで確認できたInstagramビジネスアカウントのインサイトデータをパソコン上で閲覧可能になる。

 利用に際しては、「Instagramアカウント」「Facebookビジネスページ」「Facebookビジネスページの役割」の3つが必要。

 サイニスを活用することでInstagramインサイトでは確認できない、フォロワー数増加などのデータも確認し、CSVデータの出力なども可能なため分析に役立つ。

 さらに投稿を分析することも可能で、「いいね」やコメント数などのエンゲージメント数でソートすることも可能なので、どの投稿が受け入れられたのかをひと目でチェックすることができる。

 これだけの機能が備わって無料で利用できるのは驚き。2019年1月現在で850社、2500アカウントが導入しているツール。


 広く一般に公開することを目的としている「SNS」の利用。無料のAIツールを使って分析することで、閲覧者を増やせるのであれば、有効に使いたいものである。漫然とアップしているだけでは、カウント数の増加は望めない。